2013年度の日韓交流ワークショッププログラム 「CONSONARE 2013 – luminous and sound device workshop」レポート

NODE
2013年度の日韓交流ワークショッププログラム
「CONSONARE 2013 – luminous and sound device workshop / exhibition」がはじまりました。写真はその3日間のワークショップの様子です。

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本企画では「光とファッション」をキーワードに日韓のクリエイターが情報デザイン、電子工作などのメディアに関するワークショップに取り組み、知識や情報の共有、アイデアの交換の場を設け、成果発表としての展覧会を実施いたします。

初回は、Kaywon School of Art and Design(ソウル)にて、ワークショップが3日間行われました。今年のテーマはファッションデバイス、eソーイングを中心にファッションと電子メディアを絡めた制作を行いました。
講師はKim Hoonidaさんと、河村陽介さん、どちらもNODEのメンバーであり、普段芸術大学の講師をしています。

1日目は、どんなものを作るかの講義が行われ、その後、各自アイディアスケッチを描き、全員がスケッチを貼出してプレゼンをし、他の生徒からの質問や、講師のアドバイスを受け、ひとまず用意してある材料を使って作り始めました。最後にKim先生がドミノピザを奢ってくれました!皆とても嬉しそう。

2日目は、最初に近年のファッションではどんな電子でバイスが使われているかを視聴し、
各自家から持って来たアイディア、材料も使って本格的に作業を開始、最後に制作過程を発表し、講師からのアドバイスを受けました。

ワラビモチ愛好会のフィリップの簡単なプレゼン、ワラビモチの試食をして終了。

3日目は、前半は制作、後半はプレゼンテーションと講評会を行なった。
今回完成した作品は4つでした。
短い時間でかなりトライアンドエラーをしてくれたため、今後のブラッシュアップが楽しみです。

この作品は背中の導電性のパッドを指でなぞると、胸のLEDがなぞった通りに光るもの。
すべてアナログのシンプルな回路で作られているが、タッチパッドの感触や、なぞったときのインタラクションが秀逸だった。

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こちらは腕のアクセサリーでぶら下がっている金具の部分がふれることで光る。
前日のフェルト性のものから質感や反応が格段に上がっていた。

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これはTシャツを来た二人が接触することで星座が浮かび上がるもの。
コミュニーケーションツールとしてシンプルにまとめられている。少ない電力のため、LEDの数を制限して星座を扱っている点がよい。

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これはセンサーをタッチしてもらうことで、喜びを表現するツール。
しっぽがぐるぐると動く予定だったが今回はモーターの性能が足らずに手動で演出。
ブラッシュアップに期待。

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3日間のワークショップは、
アイディアを出す段階から、物がある程度完成するまでが短期間に見られてとても面白い体験だったのではないだろうか?
プロトタイプまでがある程度出来たため、これからトライアンドエラーを繰り返して、ナイスな作品が仕上がることを期待したい。

TEXT:1-2day PHIRIP/3day-LOZI



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